高校生の頃が肉体的にも精神的にも一番柔軟に発達し、吸収しやすい時期なので、最大限に自分の可能性を追求してもらいたいと思います。
1963年(高校3年時) 第32回日本音楽コンクール第1位・大賞受賞。
1966年 ソビエト文化省の招きでモスクワ音楽院に留学。
1968年 海外派遣コンクールに優勝。
1969年 第3回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール第2位入賞。
1970年 カーネギーホールでデビューリサイタルを開き大成功を収め、ニューヨーク・タイムズなどで高く評価された。その後、日本とニューヨークを本拠に、世界中でリサイタル、オーケストラとの共演を行う。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに過去2回審査員として招かれ、2006年からは、横須賀芸術劇場で「野島稔・よこすかピアノコンクール」をスタート、後進の育成にも意欲を燃やしている。
2010年 仙台国際ピアノコンクール審査委員長を務め、6月にはベルギーで開かれた、エリザベート国際ピアノコンクールの審査員も務めた。
2011年4月 東京音楽大学学長就任。
関口校舎1期生――。
今もなお変わらぬ校風――。
感謝の心を大切に――。
恵まれた中にもハングリー精神を――。
切磋琢磨できる環境――。
人間力を高めることができた高校時代――。
人の輪を広げてくれた高校生活――。